CELL-ID™

革新的DNAタグ技術、CELL-ID™

地球上に存在する全ての生物は細胞内にゲノムDNAをもち、そこにはATGCの4文字で遺伝情報が記録されています。スパイバーの研究チームは地球上の生物全てに共通する驚くべき法則を発見しました。たった十数塩基という短い配列にも関わらず、全生物に共通して使われていない配列があるということです。この配列をIDとして用い、不特定多数の生物がいる環境中から、特定の生物をピンポイントで検出するための技術がCELL-ID™です。

Cell-ID concept

バイオハザードのモニタリング技術として

最先端の遺伝子組換え技術は、今や私たちの豊かな暮らしになくてはならないものとなっています。例えば、医薬品やバイオエタノールなどの生産、産業用の酵素などです。これらの遺伝子組換え生物は、極めて厳しい安全性試験をクリアし、且つ、カルタヘナ法などの法的な規制により遺伝子組換え生物自体が外部環境に漏れ出さないよう万全の封じ込め設備を有する施設でしか扱われることはありません。しかし、万が一、外部環境にこれらの生物が漏れ出す事故(バイオハザード)が起こった際、これらを迅速かつ正確に検出する技術は確立されていません。これは、不特定多数の微生物が混在する環境中から、特定の微生物の有無を簡便且つ迅速に検出することが技術的に困難であったためです。また、理由を同じくして、石油などで汚染された土壌を石油分解微生物などにより浄化するバイオレメディエーション分野では、環境中に撒布した有用微生物の簡便で正確なモニタリング技術の確立が課題のひとつとされてきました。CELL-ID™は、これらの課題を解決する新技術です。

想定外の危機管理の重要性

研究所や企業におけるバイオハザード対策は、現状でも十分と考えられていますが、想定外の自然災害により万が一バイオハザードが起きてしまった場合、既存技術では被害状況を把握することが困難です。未曾有の大震災により、想定外の危機管理の重要性を再認識させられた今、CELL-ID™によるモニタリング技術が最適なソリューションとして注目されています。

Biohazard.
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